キャンプ楽しみ隊

【2008年5月4〜6日にかけて、長野県の上伊那にあるACN信州伊那谷キャンパーズ
ビレッジにキャンプに行ってきました。】

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降り出した雨は、にわか雨どころか雨足も強くなり、全く降り止む気配がありません。

2日目の夕刻、初日はチェックインが遅くなり入ることができなかったお風呂に向かいます。


※午前中の同じ場所


坂道ですので、一部が川のようになって水が流れています。
あと舗装なんてされてませんから、どろどろですね！！

お風呂は無料なんですが、家族向けに貸切時間が設けてありまして、折角なので500円を
払って、本日の朝8：00に貸切の予約をしておきました。

お風呂の名前は、銭の湯。
受付奥の階段を登ったキャンプ場で一番見晴らしのいい場所にあります。



お風呂の大きさはこんな感じです。
4人家族であれば、全く問題なしの大きさ。
黄色のお湯です。説明書きによると麦飯石風呂とのこと。
時期によっては、リンゴ風呂もあるようです。



ちなみにお風呂に備え付けのシャワーは有料（200円）です。
※ちなみに、この日は水道の調子（水圧）が悪かったようで、使えませんでした。

サイトに戻ると、夕食の準備。
１品は、お風呂に行く前にこちらを作っておきました。



これ、何かわかりますか～。
野菜たっぷり、おフランスの家庭料理。ラタトゥユですよ～。
子供達と見ているＤＶＤ「レミーのおいしいレストラン」でレミーが料理評論家のイーゴに
出した料理ですね。
以前から気になっておりまして、今回のキャンプで作りました。

たっぷりのナスに、ニンジン、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、ピーマンに完熟トマト、トマトの
水煮缶ということで、本当に野菜たっぷり。



まずは、たっぷりめのオリーブオイルを熱し、にんにくスライスをいためます。
ナスに油を吸わせるようにしっかりといため、その他の材料を入れ全体をよく炒めます。
全体を炒めたら、コンソメをいれてローリエ・クローブを加えて20分ほど煮込んでいきます。
あとは、最後に塩・胡椒で味を整えるだけ。

これ、簡単で美味いですよ～。
嫁さんともどもこの味に感動！！
こちらも確実に自宅での定番料理になっちゃうと思います。

さて、2品目はというとこちら。


ホイコーローです！！
調味料は、タッパーに自宅で事前に合わせてきてありますので、こちらも肉の下味を
つけることを除いては、材料を切って炒めるだけです。

でも、こちらはちょっと失敗しました。
塩豚を使用したのがいけませんでした。
肉には下味をつけて、それを片栗粉でまぶして炒めるのですが、もともとの塩豚の塩味も
あって、食べれない程ではありませんが、少し濃い目のお味になっちゃいました。

スキレット毎、テーブルにおいて、夕食の完成。
※本当はこの料理を持って友達サイトへ遠征に出る予定でしたが、雨もひどく、正反対の
　 サイトということであきらめることにしました。



あっ、そうそう忘れてきたお米は、たじまファームというところで、中川村のおいしい米（2Kg）
っていうのを購入したのですが、久しぶりのコッヘル炊きで失敗しちゃいました。



何を失敗したかというと、なべ底を焦がしちゃったんですが・・・・
ハートマークが5つ並んじゃってるでしょ～。
偶然の産物に、外は雨ですが、我家には笑いの渦が！！
楽しい夕べとなりました。




食事を終えましたが、雨はどんどん降り続きます。
こちらのキャンプ場は、自然の形状を活かしたサイトなので、場所によっては、雨が流れを
作ってきました。

幸い我家のサイトは、少し勾配がついていてそれほど問題はなかったのですが、私の前の
サイトの方は、テント下に水が流れるようになってきて大変な状況に・・・
でも、キャンプ場のスタッフさんが巡回してくれて、大勢で溝を作って水の流れを変えて
くれて事なきを得ておられましたよ。

ちなみに翌朝の撮影ですが、こんな状態でしたよ。



雨も降っておりますし、子供達は早めの就寝。



子供達のシュラフは、以前ご紹介したコールマンのキッズマミー。
丁度いい温かさだったのか、寝つきもよく自宅以上にぐっすり寝ておりました。（笑）

大人は、小川のフィールドドリームを使用しています。
ホットカーペットを忘れてどうなるかと思いましたが、嫁さんを含めて何とか大丈夫でした。

翌朝、少しの間、雨が降り止んでいました。
残っていた薪で焚き火で暖をとります。

でもすぐにまた雨が降り出してきました。



さっと、もちもちパンと夕べの残りのラタトゥユで朝食を済ませます。



朝食後、雨が降り止む気配は全くなく、確実に雨撤収となることを覚悟。
この日はチェックアウトは15：00まで無料で延長可能でしたが、すぐさま撤収に入ります。

撤収ですが、ティエラのインナーは濡れずに片付けることが可能です。
でも、インナー底のPVCが工事用の薄手のブルーシート、グランドシートの上という構成だった
のにもかかわらず、うっすらと水が浸透しておりました。
こんなことははじめてですね～。すごい雨だったですからね！！

あと、テントは、常備しているビニールの風呂敷に包んでの撤収です。





何とか、11：00頃には撤収を完了しました！！

あっ、そうそう、はじめてモンベルのストームクルーザが大活躍しましたよ。（笑）
やっぱり、雨の際には大人もカッパが必需品ですね～♪


最後に受付でスタッフさんにお礼を言ってキャンプ場を後にしました！！
今回は後半生憎の雨になっちゃいましたが、それなりに楽しむことができたかな？
マウンテンバイクや、トレッキング、晴れていたらやりたいことが一杯ありましたので、
またいつかリベンジできればなと考えております。



PS：
撤収したテントはというと、その日の内に嫁さんの実家のスペースをお借りして、泥を落とし、
干させてもらうことに・・・。自宅のマンションでは、こうはいきませんからね。ありがたいです。



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【その他、キャンプ場メモ】

★トイレ





無公害、無臭のコンポストイレとあります。
コンポストイレは、富士山のトイレで採用されていて有名ですね。
水洗ではなく、おがくずが入れてあり、それがかくはんされて堆肥作りに活かされます。
女性は、ちょっと苦手と思う方がいるかもしれませんが、環境保全を考えてのことですからね。
キャンプ場のポリシー、理解できます！！

★炊事場



こんな簡素なものです。
ちなみにお湯は出ませんよ～。

★ゴミ処理

生ゴミもプラゴミも缶・壜なども全てキャンプ場で捨てることができます。
ただ、きっちりと分別する必要があります。

生ゴミは、炊事場にポリバケツがあってそちらへ。
堆肥にするらしく、その他ゴミを入れないように注意書きが・・・

あと、炊事場には油・食べかすについても、注意書きがありましたよ。
紙などを使用して極力きれいにしてから洗う、環境を守るための基本ですね。
これもこちらのキャンプ場のポリシーが伝わってきます～。



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だらだらと長編レポになってしまいましたが、これにて完結、おしまいです～。
お付き合いいただき、ありがとうございました！！