実はこの時点で、岐阜の山奥でひのきの産地という情報だけで、まだ最終的な行き先を
把握しておりません。
どんな場所か期待に胸を膨らませながら、まずは待ち合わせの場所まで歩を進めます。
今回ご一緒するのは、私とほぼ同年代のお客さま家族2組と私の会社の後輩1名です。
予定時間に待ち合わせ場所に到着し、少し買出しをしてから現地に向かいます。
岐阜に入っても暫くは小雨が降っていましたが、目的地に近づくにつれ何とか雨があが
ってきました。
場所は、付知峡を越えさらに高山方面にいった
加子母村のとある山の山腹にありました。
集落の中を抜け、一本道(結構な坂道)を上っていくと、そこに”山小屋”はありました。
標高も800m近くあるようです。
"山小屋”と聞いて、私なりに勝手なイメージを膨らませておりましたが、かなりこぎれいな
平屋の"山小屋”でした。
この小屋を建てられた8年前には、近辺に家はほとんどなかったようですが、同じように
山の生活を楽しもうという方などで、どんどん開拓されてきたようです。
薪にこれから薪になる予定の原木もどっさり・・・
12:00くらいに到着し、まずは、食事作り&宴会です。
(お客さま家族2組は、デイキャンで帰られる予定です。)
大人達が宴会の用意をしていると、畑で何かが始まりました。
”山小屋”主人の奥さんとともに、
里芋堀りのようです。
各家族の子供達も腕まくりをして、ヤル気満々です。
嫁さんの身長(155cm)以上はあるかと思われるほど大きな葉っぱ。
(ごめんなさい、料理の用意に忙しく写真どころではありませんでした〜。)
葉を鎌で切り、根元をスコップで堀り上げ、種芋についた里芋を手でちぎって収穫です。
次女は最後まであきずにお手伝いしていましたよ。(偉い!!)
宴席の献立はというと・・・
まずは、山小屋の奥さんお手製の
芋煮
掘り立ての里芋使用!!、すみません写真ありません〜。
ほくほくでおいしかったですよ〜。掘り立てということで、より格別でした。
鍋に一杯あった芋煮は、あっという間になくなります!!
続いて、お客さま家族製作の
鯛の塩釜焼き
ホント、立派な鯛!!
長女は芋堀よりこちらに興味があったようでお手伝いしてました。
塩釜焼きという料理があることは本などで知ってはおりましたが、実物を見たのは
今回が初めてです。
70cmはあったでしょうか〜。大きな鉄板も小さく見えてしまいます。
鯛はその日の朝一番に名古屋の柳橋の市場で購入されたようです。
鯛の身にはこんぶをかぶせ、塩に卵白を混ぜたもので全体をおおいます。
最後に黄身で絵を書き、あとはアルミホイルをかぶせ、焼いていきます。
上火はありませんので、薪の下火だけでとろとろ1時間弱くらいの時間そのまま焼いて
いきます。
これいいですね〜。是非我家でも今度やってみようと考えております。
出来上がったときの歓声と、この絶妙な美味しさ、あっという間になくなりましたよ。
最後に我家は、前日の夜に製作した
角煮の差し入れと
当日は、子供達が多いということでダッチで定番の
フライドチキンと
フライドポテトを製作しました。
すみません、これも作るのに大変で写真ありません〜。
こちらも子供達を中心に完売です!!
腹ごしらえができると、元気一杯の子供達は、すっかり打ち解けて遊びに夢中。
山小屋周辺を散策したり・・・
先ほど収穫した里芋の葉っぱを使用して、くいにバットのように打ち付けて遊んだり・・・
何でも遊びになってしまいます〜。
※我家の長女も男の子3人に混じってやっております・・・
こちらでは、女の子だけでトトロの真似事です〜。
宴席も一段落付いたので、私はテント設営に取り掛かります。
一緒に来たお客さま家族からは、
「ホントに泊まるの〜」、
「寒いよ〜」と冷やかされます。
ここまで来たら、夜の宴席もしっかり楽しみたいし、雨も大丈夫そうなので、やるっきゃない
って感じです。 山小屋の一段下にある畑のとなりの空き地に設営します。
※実は、嫁さんも最後まで「ホントに泊まるの〜」状態でしたが、最後はあきらめたみたい。(笑)
下の写真は翌日の朝に撮りました。
テントを張り始めると、子供達は、もの珍しそうにペグ打ちを手伝ってくれたり、テントの
中に入ってキャッキャッいって騒いでおります。
「ここで寝るの〜」とか興味深々の様子。その後は、暫く子供達の遊び場と化しました。
17:00を過ぎると、あたりは真っ暗に。
そろそろお客さま家族2組は、先に帰途につかれます。
すっかり仲良くなった子供達は、別れを惜しんでおりますが、いたしかたありません。
お礼とさよならを言って、送り出します。
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